2021/03/12

廃車を決定するマニュアルはありませんが、ある程度の目安は存在します。まず走行距離です。以前までは普通自動車の走行距離が10万キロを超えると、廃車にするのが良いとされました。しかし自動車を製造する技術が向上して、10万キロを超えても自動車として安全に機能します。
注意して運転していれば12万キロ~15万キロ走行しても問題ありません。しかしどんなに丁寧な運転とメンテナンスを心がけても、20万キロを超えると様々な場所に不具合が生じます。20万キロを超えそうになったら、検討し始めるのが良いです。次に修理に関することです。
事故や不具合が起こったときに、修理代が新車よりも高くつくのであれば、迷わず廃車にします。自動車に愛着が強くない限り、維持費が高くなってきたら、新車に乗り換えるのがお得です。最近の自動車は燃費が良いので、ガソリン代も安く抑えられます。また余りにも古い自動車だと、修理に出しても適切な部品がない可能性が高いです。
部品の在庫がないと修理不可能なので、廃車にするしかありません。これらのポイントに当てはまっても、すぐには解体業者に連絡しません。まだ価値があることが多く、国内で中古車として使ったり、海外の業者が引き取ったりします。売却による利益を得られるので、買取専門の業者に相談します。
買取を専門にしていると、状態が悪い自動車でも高く売ることができます。査定額に不満があれば、廃車専門の買取業者に査定を依頼します。